新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もより一層の飛躍を目指して頑張っていきますので、
よろしくお願いいたします(^^)
皆さま初夢はもう見ましたか?
私はまだ見ていないので、一富士二鷹三茄子が出てくることを期待して
就寝前はワクワクしている毎日です。
それでは前回ブログの続きです。
第3.「しんかい6500」はすごい!!
「しんかい6500」は、海洋研究開発機構が所有する大深度有人潜水調査船で、
三菱重工業神戸造船所で1989年に完成し、
その名の通り6500mまで潜ることができる潜水調査船です。
1991年より調査潜航を開始し、日本近海だけでなく、
太平洋、大西洋、インド洋などで活躍しています。
海底の地質や海洋生物などの調査を行い、
2017年には通算1500回の潜航を達成しているそうです。
主なミッションは、
・巨大地震の発生場所であるプレートの沈み込み域や地球内部の動きなどの調査
・深海生物の生態系や進化の解明
・資源の利用や保全に向けた調査
・海底に堆積したさまざまな物質や海底熱水系の調査を通した地球の熱、物質循環の解明などです。
(Wikipedia・公式HPより引用しています)
2011年8月に東北地方太平洋沖地震震源域に大きな亀裂を確認していて、
これまでには色々な深海生物を発見したり、
熱水噴出現象(※1)や液体二酸化炭素プール(※2)を発見したり、
調査が進んでいます。
※1.熱水噴出現象:海底にいくつもある穴から高温の熱水が噴き出していること。
※2.液体二酸化炭素プール:液化した二酸化炭素(CO2)が閉じ込められたプールのことで、CO2は水深2400mより深くでは液化して海底へ沈むとされている。
海底調査は潜航時間を8時間までと定められており、
日中に潜航開始から海面浮上までを行っていて、
最深6500mに潜航する際には約2時間半かかるため、
深海6500mで調査をすることが可能な時間は、最長で3時間程度になります。
前回ブログで深海の環境や水圧のことを書きましたが、
この過酷な環境の中、3時間も滞在し、
なんと100㎏の物を持ち上げることができて、
1500回以上潜航をしているのです。
しかも覗き窓が前方と左右に合計3つ付いていて、
全くの暗闇の中、海水の条件が良い海域で投光器を全灯(7灯)すると、
視程が10m程あるそうです。
動く深海生物を目視で見つけることはかなり難しそうですが、
深海6500mの海底の様子が目前に見えるのではないでしょうか(^^)
無事に帰還するだけでも困難なのに、すごい技術だと思いませんか?
モノづくり日本といわれるように、丁寧で、神業といえるような、
そんな素晴らしい技術を持ち、形にする方たちを心から尊敬し誇りに思います。
私たちPMコンサルティングでは、
中小企業のモノづくりを、モノづくり補助金や助成金申請のお手伝いとともに、
コスト削減や実現に向けた提案などを通して全力で応援しています。
皆さまのモノづくりを少しでも支えられたらと思いますので、
ご興味のある方は補助金・助成金コーナーをチェックしてみてください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回が最後の深海ブログで、いよいよ深海生物のお話になります。
写真を無断転載してしまうことを恐れて、
深海生物においては私が描写してみようと思います。頑張ります(^▽^)/