久しぶりの更新になってしまいました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は今月始めの大寒波で体調を崩していました。
少しずつ、日中は暖かく感じることが増えてきましたね。
ぽかぽかしてくると、なんだか嬉しい気持ちになりませんか?
もうすぐ卒業シーズンでそろそろ桜が咲き始めそうです。
暖かいお日様の光が世界中を照らしてくれるといいなと思います。
それでは、深海ブログ最後のテーマ深海生物のお話です(^^)/
深海生物で有名な生き物というと、
年1回は引き上げられている【ダイオウイカ】や、
去年もニュースで話題になった【リュウグウノツカイ】などの名前は、
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
2022年7月に、巨大ヨコヅナイワシの撮影に成功したのが
大きな話題になっていました。
2021年に新種として報告された深海魚です。
深海2000mより深い場所に暮らす深海固有の硬骨魚類として
世界最大であることが報じられました。
全長2.5mあったそうです。
世界最長の硬骨魚類というと、リュウグウノツカイが
平均3~5mで中には10mを超える個体もいるのですが、
生息域は水深200~1000mあたりなので、
ヨコヅナイワシのほうが、さらに深いところに君臨しているようです。
硬骨魚類の水深限界はおよそ8500mだと言われているが、
深海はまだ未知だらけなので、
もしかしたら8500mを超えても硬骨魚類がいるかもしれないのです。
※サメなどの軟骨魚類よりも硬骨魚類のほうが深いところに分布していて、
深く潜ることが出来る(明確な理由は不明)
8500mより深い場所には、
ナマコやエビなどの無脊椎動物が生息しています。
ダイオウイカも無脊椎動物です。
なぜこの深海の水圧や環境で生きられるのか、
引き上げられてもすぐに死んでしまうので生態の研究が極めて難しいです。
深海や北極南極海の近くでは、
ダイオウイカ(最大で13mの記録があり、巨大人食いイカ、クラーケンのモデルです)、
オオグソクムシ、タカアシガニのようにかなり大きい生き物が見つかっています。
この現象は【深海巨人症】というそうですが、
何度も言いますが何故それほど大きくなるかもわかっていません。
私の個人的な考察は、ダイオウイカは打ち上げられた状態で、
巨大な身体にブヨブヨの見た目ですが、深海での姿は、
水圧で圧縮されて身体は深くなるにつれて
小さくなり固くなるのでは無いかと想像しています(^▽^)
他にも、すごい見た目の魚や生態の生き物が沢山いるので、
次の新種が見つかるのが楽しみです。
宇宙人の見た目のヒントは深海生物と似ているのかもしれませんし、
予想できないような生き物がいるかもしれませんし、
もしかしたら深海で密かに生き残っていた恐竜だっているかもしれません。
深海調査がますます進んでいくといいなと思います。
調査船では、未知の生き物よりもビニール製品などの
ゴミや人工物の方が、深海の様々なところに漂っており、
スクリューに巻き込んでしまって緊急浮上する事態になることもあり、
とても恐ろしいようです。
プラゴミを減らす動きが出ていますが、
海などに捨てる人が少なくなるといいですよね。
これで深海がテーマのブログは終わります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
また、新しく気になることなど出来たら紹介させてください。
ネット上にある深海生物の写真をもとに絵を書きました(^^)