こんにちは。PMコンサルティング事務局です(^^)
今日は立冬(歴の上での冬の始まり)です。
今朝から一段と冷えたような気がしました。
前回のブログから少し日が空いてしまいましたが、
今回は興味を持っていることについてのお話になります。
少し長いので数回に分けてお伝えしていきます。
テーマは「深海」です。
宇宙と深海、どちらにもロマンを感じますが、
深海の魅力や潜水技術、深海生物について、
過去のニュースなどを元にご紹介していきます。
第1.深海には未知の世界が広がっている…!!
一般的には、200mからが深海だと言われています。
水深200mになると、光が殆ど通らず、植物プランクトンが光合成出来ません。
ここからはどんどん暗くて寒い環境になります。
海洋学的には、2000m以降を深海と呼ぶそうです。
ちなみに地上200mは、タワーマンションの58階くらいです。
2000mだと、高山病にかかるくらいの高さです。
ただ水深1000m地点からは、
さらに深くなっても水温は1℃から4℃とほぼ一定だそうです。
地上だと、高くなるにつれ気温はどんどん下がるのに不思議です。
この時点ですでに物凄い水圧がかかっています。
水深1000mでは、100㎏の重さがかかり、
小指に力士がのしかかるくらいの重さで、生身の人間が放り出されれば
一瞬で肺や臓器は潰れ、身体の水分があるところはギュっと細くなります。
真っ暗闇で寒くて簡単に到達できない過酷な場所。
そして地球の70%が海で、なんと66.5%が深海なのです
(地球上の海のうち約95%が深海)。
地球の6.5割の場所は未だほとんど解明されていない未知の世界なのです。
そんな深海の海底には陸と同じように、山、谷、崖が存在しています。
さらに、日本は4つのプレートの境界線にある島国のため、
周辺には4つの海溝があり、
水深5000mより深い海水保有体積は世界一だそうです(^^)
駿河湾でヨコヅナイワシが見つかったように、
深海に住む生き物も95~99%が未解明で、
どのような生物がどのくらいいるのか、
考えるだけでワクワクすることがいっぱいです。
次のブログでは、人間が到達した深海、技術を深掘りしていきます(^^)/